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11月16日。この日はスタッフと皆で観光。
まずは日本人街(東洋人街)に出かけて、4世代続いているというお店でチャンポン麺を食べた。チャンポン麺は量が多く、しかも水分をズイズイと吸い込んでゆく麺だったので、食べても食べても麺が減らない。サイドメニューとして注文した餃子や炒飯という名前のバターピラフも量が多く、結果かなりの食事が残飯と成り果ててしまって心苦しかった。俺は絶対頼みすぎだからと忠告していたのだけれども。これは「コンサートイベントスタッフの食事注文あるある」だと思う。管理職系というか、チーフ的な役割の人が注文すると後から「そんなにいらないって!」となることが多い。
満腹のまま、周囲を散策。古い教会、サンパウロのど真ん中とされる場所、などを歩いて回ってから、高いビルディングに登ってサンパウロの街を俯瞰して楽しんだ。本当に、とても大きな街だ。
空港からホテルまでの道のりでも思ったけれども、とにかく町中にグラフィティが溢れている。高速やパイパスの壁面や高架下などはビッチリとペンキで描かれた作品や落書きで埋まっている。町中の商店の壁やシャッターにもたくさんのグラフィティが描かれていて、もはや消すことを考えるひとがいなそうなくらいだ。
街の作りもとても不思議だ。アップダウン、つまり起伏のある土地にモザイク状に道路が張り巡らされているように感じる。なんというか、北海道とか大阪的な碁盤の目みたいな感じがほとんどない。そして、割と赤ら様な貧富の差が建物にあるのだけれども、そうした区画がパッキリ別れておらず、貧民街と思わしきところを通過した直後に高層マンション街があったりする。俺は通り過ぎるだけのパッセンジャーだから、規則性がないように感じるのだろうか。
楽器屋街のような場所で買い物もした。サンバに使うタンバリンを潔が買っていたので、俺も便乗。潔は現地でも最も値段の高いタンバリンを買っていた。俺はブラジルの国旗をプリントしたビニールが皮の代わりに張られたヤツを購入。3000円くらいかな。
夜はヨーロッパから続く肉料理攻めに飽き飽きしていたので、軽くすませようと皆でショッピングモールへ再び向かった。けれども、結果として、シュラスコのバイキングを食べた。ベイビービーフという子牛のステーキだけにしたけれども、とても美味しかった。英語がほとんど通じないので、肉を焼いてもらうのも一苦労だった。