今まで、僕の弾き語りライブやTHE FUTURE TIMESのイベントでお預かりしていたゴッサン基金を使って、ヒートテック240着を購入しました。

　ゴッサン基金の残高376,110円の中から、300,930円を使用しました。残りは75,180円です。ヒートテックは震災直後から連携していますKOさんの『NBC作戦』に今回も物品の発送先の手配をお願いしまして、宮城県の南三陸町に送ることに決めました。使用方法を僕に任せてくださった皆様に報告します。

　東日本大震災から4年半の月日が過ぎましたが、一口に「復興」とは言えない、複雑な状況があると思います。なるべく早く、多くの方の生活環境が平穏に改善して行くことを願いますが、巨大な災害ゆえ、その難しさなどを目の当たりにしたり、伺ったりもします。ヒートテック240着はダンボールに詰めてしまえば4箱。例えば、それに対して広大な被災地を思うと途方に暮れますが、それでも、皆さんが僕に預けてくれた思いは、このヒートテックを着てくださる人たちだけではなくて、社会全体を解きほぐすエネルギーだと確信しています。本当に感謝します。

「微力だけれど、無力ではない」。ストレイテナーのホリエ君に教えてもらたった、長崎の高校生の言葉です。

　これからも細々ではありますが、ゴッサン基金の活動は続けていきますので、よろしくお願いします。なお、郵送や振込でのゴッサン基金の募集は行っていません。基本的に、僕の弾き語りライブで、かつ、皆さんから直接お預かる機会が設けられる場合のみに限定させてもらっています。また、弾き語りライブなど、ゴッサン基金をお願いする際は告知しますね。

　ありがとうございました。