イースタンユース
カテゴリ:日記

 

 午前中から私用でバタバタ、す。そして夜になって慌ててON AIR EASTに向かったけれども、間に合わなかった。二宮さん脱退前のイースタンユースをもう一度観たかったけれども、それは叶わなかった。涙。

 

 思えば、最初にイースタンユースを観たのはON AIR EASTだった。『旅路ニ季節ガ燃エ落チル』の頃のツアーだったと思う。とにかく、すんごいバンドが出てきたと興奮して、キナッチという後輩を誘って出かけたのだった。会場はパンパンだった。登場したイースタンユースは思っていた3倍くらいピリついた印象で、会場の空気には熱狂とともに緊張感があって、ヒリヒリしていた。吉野さんはずっと怒っているようだった。ヤジに対して「うるせぇ黙ってろ!」と返していたように記憶しているし、ダイブする輩にも厳しい言葉を投げかけていた。それなのに後輩のキナッチはダイブをして、なんか変な汗をかいたりもした。とにかく圧倒されて、メガネのマークが胸に入ったTシャツを買って、着て帰った。なんかこう、勝手に誇らしい気持ちで。

 

 

 あれから随分経った。

 

 そういえばデビュー前、皆で最近気に入ったCDについて話していたら、全員が『感受性応答セヨ』を持っていたことがあったっけ。とくに潔とは音楽の趣味が被っているところが当時は少なかったから、4人そろって同じアルバムを気にいるなんて珍しかった。この頃から、段々と日本語の曲を書くようになった。率直に、とても憧れた。『極東最前線』に呼ばれるようなバンドになりたいと思っていた。今も、同じように思っているけれど。

 

 まあ、本当に、語ったら止まらないなぁ。笑。もっとも影響を受けたバンドのひとつだから。その編成が変わってしまうことはとても残念だけれど、イースタンユースの歩みは止まらないとのことなので、これからも俺は新譜を楽しみにし続けると思う。いつでも、なんか背筋をピンとさせてくれるバンドだから。

 

 二宮さん、お疲れさまでした。

 

 5月30日。

 

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