ロバート・グラスパーを、観た(ロキノン風見出し)
カテゴリ:日記

 

 忙しいけれども、どうしても観たい!ってことでロバート・グラスパー・エクスペリメントを観に大阪ビルボードまで遠征。行ってよかった。

 

 あらゆる現代的なアフロアメリカンミュージックのルーツがJAZZだとロバート・グラスパーは言っておりまして、彼の作品『BLACK RADIO』はR&BやHIP HOPとして聴けてしまう作品ですね。というか、そういう系譜として聴いてました。JAZZってあんまり意識してなかったです。笑。彼のプロデュースしている作品にもそういうタッチのものが多い。なんというかJAZZっていうくくりよりも横断的。で、すごい素朴な言い方で恥ずかしいけれども、演奏が上手い。笑。ドラムとか、1小節をすごい面白い切り方で刻んでいたりして、これ人力?うわぁってなります。破綻してそうな譜割というか、フリーな演奏から、スチャっと着地するカタルシスというか。ライブを観ても、音楽ってこんなに自由なのか!と思うわけです。そして、自由なのには技術がいるのだということも思うわけです。

 

 

 

 しかし、日本のお客さん、シャイだなぁと思いました。いいときにワー!っとちゃんと盛り上がると、バンドはノッてきます。そういう意味では、ちょっともったいない公演でもありました。すごいなぁと思ったときに、もっと気楽に歓声をあげてしまえばいいのにーと。酒飲みながら観る場所だったので、なおさら。

 

 でも、本当に行ってよかった。ちょっと体力的には消耗したけれども、プロモーション中の、小休止としては最高の1日。5月26日。

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