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職業がどうあれ、市民が政治の話をすることは、普通のことだと思う。まあ、俺たちの声は大きいから(影響力があるという意味ね)、それに対してイラつく人がいることは理解できる。
でも、なんつうんだろう、俺たちは言いたいことを言うのさ。それが自分の表現とどう結びついているのか、ということには自覚的なんだよね。聴衆がウザッ!とか思うかな、なんてことは折り込み済みで、俺はそのあたりにかけては筋金入りだから、随分昔からフェスで「今日は終戦記念日だとか」、「投票日だけど、選挙行ってからここに来たの?」とか、そういう面倒なことを言ってきたのだ。まあ、ワンマンのときにはアルバムの作品性を優先させるから、そういうことを言うことは言わないけれども。こういうMCをフェスとかイベントでやってると、その一面だけで捉えられるのね。ツイッターも然り。
エンタメっつうか、ポピュラーであることへの圧ってのはすごい。食う食えないにも関わってくるから、笑い飛ばすわけにもいかない。でも、例えばポピュリズムみたなことを全面的排除できないようにこの世の中はできていて、そういう意味では、ポピュラーの質っていうのが、世の中を変えていくと思う。で、そういうことを語るには異端だけれども、逸脱はしていない、というような場所に俺はいる。だからまあ、少しでも、ポピュラーといわれているフィーリングが豊かになるように、俺はやるのみだ。
誰かにウザがられてもね。ほいで、ウザがられることについても、年季が入っているのよ。それこそ、音楽を始める前から。笑。5月11日。