取材。そして、タナソーとお茶をしながら色々話した。フェスのことや、若いバンドのこと。

　音楽を作っている仲間たちが、なるべく幸せな環境が整うといいなと思う。そのためにできることを俺は考えたい。自分だけが幸せだったらいい、なんてことは思わない。例えば、友達が音楽に向かう環境が整わずに苦しんでいるとする。それは俺の苦しみだ。あるものは時代のせいだと言う。情報技術のせいにするひともいる。でも、まあ、その原因がどうかはともかくとして、仲間たちが苦しんでいるなら、悔しい思いをしているならば、俺も苦しいし悔しい。なんとかしたいと思う。少しでも、俺がする前と後では、のしかかる何かが軽くなうような、そういう活動をしたいと思う。嘘じゃないぜ。

　風邪がだんだん身体に沁みてきた。

　4月16日。