オトナの!とテレビ
カテゴリ:日記

 

 この日は『オトナの!フェス』に出演。とても温かい雰囲気のフェスだった。TV番組のフェスとなると、特設会場でドカン!みたいなイメージだけれども、スタジオに呼びつけるでもなくライブハウスで行ってくれるところが、この番組の優しさだと思う。どこで演ったら一番良いパフォーマンスになるのか分かってくれているのだと思う。これはとても嬉しいことだ。

 

 

 TVなんて...という発言をいろいろなところで見かけるようになって久しいけれども、俺はTV番組は面白いほうがいいと思う。そのほうが絶対に!良い。

 

 まあ、あんまり出たいとは引き続き思わないのだけれども、それはTVなんて面白くなくていいという意味でも意思でもなくて、まあなんというか、自己防衛の意味が大きい。カメラの前で全てをさらけ出して、プライベートから何からなにまで干渉されまくって生きるっていうのは俺には無理で、それだと作る音楽にも影響が出てしまう。今でも十分に面倒だけれども、普段はひとりの市民として暮らせることが自分の作品を担保しているので。アジカンでいろいろやるときには、まあ、軽く変身でもして参加している。笑。

 

 という個人的な事情は置いておいて、先にも書いたとおり、TVが面白いのはとってもいいことだ。この国の多くの人がTVから情報を入手していて、今でも最も影響力のあるメディアだという事実もある。だから、TV番組の質が高いということはとてもいいことだ。でも、質が高いって言葉も難しくて、本当にくだらない番組がなくなってしまうのも寂しい。お笑い番組を観ながらゲラゲラ笑うことが、今までどれほど俺を救ってくれたか。それでなんだか気が楽になったなんてこと、これまでに数え切れないほどあった。だから、なんかこれからもくっだらねぇ〜!!とか言わせて欲しい。

 

 一方で、すごくシリアスなドキュメントなんかも好きだ。あとは報道番組も好きだけれど、最近は歯に衣をガッツリ着せて十二単くらいになっていやしないかいと思うくらい、忖度しまくっているのでなんとかして欲しい。ワイドショーは大嫌い。

 

「オトナの!」は最高。3月12日。

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