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ギターダビング最終日。この日は友達が二組も会いに来てくれた。
まずはKatとマサキ。ふたりは去年からLAに住んでいる。
こっちはいい意味でみんな空気を読まないから楽だとふたりは言っていた。Katはニュージーランド出身。日本に来た頃は「空気を読む」ってことがよくわからなかったそう。文化の違いなんだと思う。でも、段々とみんなが何を考えているのかが分かる、つまり、空気を読むことを覚えて、なんだか少し息がつまるような思いもあったのだと。でも、LAはまあ、みんな所謂天然ボケみたいな感じだし、空気を読むみたいな感覚が希薄らしい。興味深い話だなぁと思った。
そして、マットも登場。
再開できてとても嬉しかった。いろいろな話をした。このスタジオで使っているコンソールはマットがweezerに在籍中に作った名盤「ピンカートン」を録音したものだ。とても美しいとマットは言う。古い時代の名機。俺もこの機材で録音することができて嬉しい。weezerに心底ハマったのは他ならぬ「ピンカートン」がきっかけだった。自分のバンドの音楽性も、weezerとの出会いで大きく変わった。そういう作品を録音した機材を前に、それを演奏した本人とおしゃべりしているという幸福。人生、何が起こるかわからない。
また、エンジニア、ミキサー、ギターテックと、すべてweezerに関わりのある人たちだった。これはほとんど偶然なんだけれども、ミックスと録音のエンジニアはweezerのブライアンの紹介で音楽業界に入ったひとたちだ。そういう人たちと作業ができてとても嬉しい。つくづく、運命的な現場なんだなと思った。
3回もいったインディアンレストランにもお別れ。ベジタリアンのお店で、高カロリーに陥りがちな俺たちの食事にヘルシーさを与えてくれた。肉がないのにコクがあって、とても美味しい料理だった。クレープのような生地にジャガイモとトマトを包んで食べる料理がとても美味しかった。まあ、ゆえに3日も通ってしまったのだけれども。笑。
1月29日。