2003年 | 2004年 | 2005年 |
2006年 | 2007年 | 2008年 |
2009年 | 2010年 | 2011年 |
2012年 | 2013年 | 2014年 |
2015年 | 2016年 | 2017年 |
最近の僕ら / アナログフィッシュ
健太郎君がソロアルバムを作ったことと、このアルバムの方向性は関係ないようであるような気がする。 彼のソロがあってこそ、アナログフィッシュは海外のインディロックと同時走行するような音像で、社会に接続する言葉を獲得している。詩作や作曲における分業は彼らにバラエティと目ん玉4つ分のパースペクティブを用意したのかもしれないけれど、こちらは統一性という面で大成功を収めているように思う。
さてさて。どんどん進化するバンドはこの先どこに向かうんだろう。セールスの面でもそれ以外でも、もっと評価されないのがおかしいと思う。もうかれこれずっと、下岡晃はラディカルな歌詞を書き続けている。ほとんど孤軍奮闘と言ってもいいかなぁとか思っていたけれども、オウガとか田我流とか、やけのはらとか、共振しているミュージシャンもいる。俺もずっと彼を意識してる。それこそ、新世紀のラブソングの頃から。いや、それより前から。