福島から帰宅して、作詞。むー、と唸る。作詞は費やした時間がそのまま成果として現れないから大変だ。1000円払って、1000円分の米を買うみたいにはできない。言葉は量り売りできない。だからといって、惚けていても出て来ない。なので、長い時間、弛緩しているようでいて緊張している、みたいな感覚で待ってないといけない。降りて来るとはよく言ったもので、本当に言葉がパーっとどこかともなくやってくるので、それを捕まえないといけない。言葉というよりはイメージか。それを捕まえさえすれば、あとはしめたもんで、どんどん扉は開いていくのだ。自動操縦になったらこっちのもの。そんなこんなで作詞作業は続く。まだかなりあるなぁ。

　11月17日。