何かを学ぶことにゴールはない。ということを思い知っている。そして、学ぶということは、資格を取ることとは本質的に違う。と、俺は思う。勉学の対象について、例えばしたり顔で語る資格があるのか、なんていう問いは一生あって然るべき、ではないかと思う。完成してしまったら、そこで歩みは止まってしまう。もう学ぶことがない、ということがいかに悲しいことか、考えてみたらよく分かる。実際のところは、学ぶことは尽きなくて、線を引いてしまうのは自分なのだ。ここまでで、いい、と。

　俺の大好きだったロックミュージャンの吉村さんが、「完成しちゃダメなんだよ」というようなことを言っていた気がする。どういうことなんだろうと思っていたけれど、今では少しわかるようになった。自分で完成したくないだなんて言うつもりはないけれども、完成っつうのは、大分遠いなぁと思う。

　気がつくと目が光っていた。ビガーーーーッ!!!!

　学びたい。進みたい。11月11日。