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「場」というものについて考えている。例えば、友人がレストランを開いたとする。店構えや、内装や、フォークやナイフ、お皿、ワイングラス、テーブルクロスやカーテン、それらすべてが彼や彼女の身体の一部のように思えてならない。そういう「場」で何かが交わされることには、とても意味があるような気がする。あるいは、意味なんてなくても、本質的に重要なことだけがあるように思う。抽象的だけれども、言葉では追いつけない、大切な結びつきが。
そのように固定したものではないけれど、俺がときどき立ち上げる「場」も(ほとんど流転し続けてしまうのだけれども)、そういう種類ものであって欲しいと思った。隅々にまで届かせないとね。10月28日。