くたばれ!エセタイマーズ
カテゴリ:日記

 

 俺はこういう粗野な人たちが大嫌いだよ。偽物め。

 でも、こういう場所に集まって、真剣に何かを発している市民たちには好意を持っている。変なひともいるだろうけれどね。人間なんて40人も集まれば、なんだかよく分からないことになるもんなんだよ。端っこから端っこを見れば、お互いにアイツは変だ!なんて言うに決まってる。

 

 俺たちはどうやって、欧米で言うところの「市民」になるのかってことを問われてる。残念ながら、俺たちの国の民主主義は遅れている。それぞれの楽しさに邁進していたり、政治的な発言なんてするななんてことだけ偉そうに自宅のリビングからタイピングしていたり、なんつうのは、あんまり好きな言葉じゃないけれど、平和が担保してくれた俺たちの「ボケ」だったんだよ。

 

 本来は、少しずつの責任を持ち寄って、自由は勝ち取るものなんだ。そして時代にあわせて、自由を自分たちの手で更新しないといけない。責任って言っても、そんなに堅苦しく感じなくても良いんだよ。参加すればいいってこと。参加するってのは列に加われってことではなくて、「私は関係ない」って思うことをまずやめようってことだよ。皆、当事者だ。主権は国民にあるからね。

 

 こういう、エセタイマーズみたいな出鱈目な人たちじゃなくて、本当に声をあげないといけないのは、市民としての俺たちだ。それぞれの場所で、ね。時に集まって、ユナイトすることも必要だ。社会の仕組みや権力はタフだよ。強かだ。だからこうして集まって、同じことを考えている人たちが繋がっていくことは、徒党を組むってこととは違うんだ。そういう言葉で揶揄されるべきことではない。徒党を組んでるのは権力の側だから、いつだって。

 

 酷い不況と労働力の搾取が横行するときは、ユナイトしよう!ってミュージシャンたちは歌ってきたんだ。団結だとちょっとニュアンスが強いかな。同調圧力みたいな形ではなく、自発的に繋がろうってことだ。やあ!ってなみたいにね。

 

 9月23日。

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