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朝早く起きて、午前中から『THE FUTURE TIMES』の取材。『札幌国際芸術祭2014』に出展中の「暮らし方冒険家」、池田伊藤ご夫妻を訪ねた。
ライジングのときにインタビューを受けたんだけれども、今度は逆取材。彼らは、熊本で町家を自分たちで改装しながら暮らしていたんだけれども(仕事はウェブのデザインなど)、現在は実家のある札幌に移り住んで、そこで自分たちで家をリノベーションしながら暮らしている。断熱材に羊の毛をもらってきて(断熱材としての羊毛、実は高級なのだそう)自分たちで手間をかけてほぐしたり、暖房の蒔きももらってきたり、内壁の壁紙を剥がして地元のホタテの漆喰を塗ったり、なんかリアル「北の国から」みたいなことをしている。笑。それをインスタレーションとして芸術祭で公開して、一般参加者たちが手伝っているというわけ。さらし者みたいな生活だと笑っていた。笑。
金持ちの道楽ってわけではないんだよね。エコだけど、ロハスって感じではない。DIYすることで、いろいろな価値を量るものさしを作り直しているような活動だと俺は思う。詳しくは『THE FUTURE TIMES』の紙面とwebで公開していく予定なので、お楽しみに。
難しい意味とか置いといて、ホームセンターとかに萌える男子のひとりとしては、目がキラッキラになりました。笑。うわぁ、俺もやってみてーって。「作ったほうが安いですよ」「本当ですかー!」みたいなことも多かったし。インターネットで世界が変わると本気で思ってるとも言っていたなぁ。
その後は、近くにある「やぎや」という農園/カフェへ。ここでは建築家の永田さんのアトリエを見学させていただいたり、象設計集団の町山さんが偶然いらしていて少しお話をうかがうことができたりと、とても良い偶然の出会いと機会に恵まれた。良い一日だった。
9月14日。