転がる岩、君に朝が降る
カテゴリ:日記

 

 高松の夏は毎度クソ暑いけれども、この日は微妙な天候だった。それでも暑い。会場入りするとポルノグラフティが演奏中であった。

 

 本番までは会場をウロウロする。ねごとの皆さんにCDをもらったり、大宮エリーに会ったり、ゴーイングのソウ君と久しぶりに会ったり、まあ、いろいろな人に会った。最近はなんというか、知らんひと多いー!!とベテランと若者に挟まれて居場所を失う中堅のようになってしまったけれども、この日は知ってるひとがいくらかいて良かった。バックステージの饂飩も相変わらず美味しくてとてもよかった。楽屋飯ランキング1位は香川のモンスターバッシュで間違いないと思う。まあ、俺が饂飩好きだからかもしれないが。

 

 

 盛り上がってくれた観客の皆さん、どうもありがとう。ちょっと暑さでヤラレてるメンバーもいましたけれど、精魂込めて歌いました。数年前、銀杏ボーイズの峯田君がステージを降りてムチャクソに暴れ倒していて、俺はとっても悔しくなって、かと言ってステージを降りると演奏がムチャクソになるか中断するのでそれもできず、とっさにだったら真っ新な新曲歌ってやろうじゃないのボケ、と、まだ録音してもいない新曲をはじめて歌ったことを思い出しました。「転がる岩、君に朝が降る」という曲です。若かったなぁと思うけれども、間違ってなかったとも思います。とにかく、俺がテッペン取んのじゃ、と思ってました。取れたかは知らないけれども。笑。

 

 でもまた、あの当時、切実に伝えたいメッセージでもありました。「できれば世界を僕は塗り替えたい 戦争をなくすような大それたことじゃない だけどちょっとそれもあるよな」という一節は、当てどころない戦争や平和への想いが近年はグッと身近なものとなって、当時とは別の響きがあります。また歌えて良かったです。

 

 8月24日。

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