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アジカンのリハ。そして新曲の打ち合わせなどをする。秋に向けて、いろいろ話し合った。レーベルともいろいろ話し合わないといけない。いよいよ自作に向けて、俺たちは動き出します。ランドマークからは随分空いてしまったけれども、シンプルに、良い作品を作りたいというムードが広がっている。と同時に、いつも新作レコーディングはしんどい。魂を擦り減らして脱皮する、みたいなことを4人でしないといけない。脱げたときは爽快なのだけれども、そこまでは毎度大変だ。それでこそなのだろうけれども。
アントニ・ガウディと井上雄彦さんの特別展を観にギロッポンにある丘へ。単純にバルセロナへ行ってみたい、と感じる展示だった。自然の造形というのは、誰もが知っているとおり美しい。自然である風や水の音と音楽はちがう。建築の場合はどうなのだろうか。芋虫のような電車を観ると、いろんな造形物は自然を模倣しているのかもしらんと思う。その精度についてはいろいろあるだろうけれども。そんなことから派生する言葉たちが脳内で溢れたけれども、ここには書ききれないし整理できていないので、ここまでにしておく。
最後に、生まれ落ちた、落とされたものについても考えている。受け渡されたものについてかもしれない。そんなハッとする井上さんの作品で俺のガウディ展は閉まって、最後に把手と握手をするようにして会場を後にした。
8月21日。