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ライジングサンロックフェスに出演。楽屋エリアに行くとドッペルゲンガーを目撃したので、写真を撮影。右が俺です、多分。
その後はボヘミアンガーデンという、ヒッピーたちが恍惚の表情で微睡んでいそうなネーミングのステージの直前楽屋へ移動。太陽光発電と蓄電池で運営されているこのステージに立つのは2回目。フェスでもこういう取組みが広がりつつあるのが嬉しい。いずれ、すべてのフェスのすべてのステージで、こういった方法が採用されることを俺は望む。まあでも、もっと環境に負荷の少ない方法が見つかれば良いなとも思う。時代に合わせて、変化して行くべきだとも思う。「環境のことを言うならばフェスをやめて、脳内妄想フェスに切り換えて電気消して寝てろ、カス」という言葉を投げかけてくる輩もいるだろうが、ゼロサムの禁欲的な発想ではなく、皆の楽しみとそれにまつわる責任のバランスを考えながら進んでいくのが俺は良いと思う。
以下、ステージまわりの写真。この日はYeYeとタンテの井上君と三人での演奏だった。とても楽しかった。
>>>セットリスト。
1.Wonderland
2.Stray Cats in The Rain
3.グレーパレット
4.ate a lemon
5.ドライブインシアター
6.明日は来ないか
7.Lost
8.A Girl in Love
その後は楽屋エリアに戻って乾杯。ジンギスカンを食べながら談笑。夕暮れの北海道はとても涼しくて良い感じだ。涼しいというか、肌寒さも少し混じっていた。と思っていたら、本格的に寒いなと感じはじめた。
そして、東京スカパラダイスオーケストラのステージに飛び入り。とてもマジカルな風景だった。やっぱり野外フェスは日暮れから夜のステージが良い。観客の意識もステージに集中する。これが14時とか15時とか、昼飯食べてちょうど眠いわ〜的な時間だとものすごく緩んでしまう。観客がトロ〜ンとしている、ということが起こりがちだ。もしくは、暑さで溶けかかっているという場合もある。でも、夜のステージになると、気温などの影響もあるのか、観客の体力が持ち直してくる。蛾が明かりに集まるように人々の目も耳も明るいほうに向かっていくので、エネルギーが集積されやすいようにも思う。そこで良い演奏が行われると、さらにいろいろな感情が増幅されて魔法みたいな時間になるのだ。
素晴らしい景色だった。
その後、取材を受けて、軽くビールを飲んで長い休憩。そして深夜前のレッドスターカフェに移動してライブハウス大作戦ステージ。西片さんとラッコさんとトーク、の後、1曲歌った。「夜を越えて」を選択した。いろいろな想いはこうして伝ようとしないと、伝わらない。なので、引き続き、こういった活動にも協力していきたいと思う。TheFutureTimesの記事も読んでみてほしい。
そんなこんなで、また楽屋エリアに戻り、ワインなどを飲みながら談笑。年々、楽屋エリアで飲んだくれているミュージシャンが減っているようにも思う。若いバンドマンたちはそそくさと帰ってしまうのだろうか。俺はこのライジングであんな建さんやこんな建さんを見、とても楽しい気分になったことがあったけれども、そういうムチャな飲み方をする人たちは減ったのかも分からない。ただ、そういう人の割合が少ない年だったのかもしれないし。笑。イースタンユースの吉野さんと昨今の情勢について話し込み、最後はスカパラの北原さんとバスの隣席に座って札幌に戻った。とてもいい夜だった。
ライジングサン。大好きなフェスだ。8月16日。