69回目の終戦記念日
カテゴリ:日記

 

 戦争がどこか対岸の火事ではないような空気を感じているのは僕だけではないはずだ。戦争を経験した世代が「戦前の雰囲気に似ている」といろいろな場所で発言している。大手メディアの印象操作かもしれないけれど、そういう発信をしないといけない空気を、大きなメディアも感じ取っているのは確実だと思う。

 

 芸術や表現物を楽しむことは、平和だからこそできることだ。

 

 それを手放さないように望むことも、平和な世の中を続けていくことには必要だ。黙って、誰かが分け与えてくれるものではない。俺たち国民が、市民が、望むことがとても大切だと思う。そしてそれは、いろいろなかたちで表さないといけない。選挙での投票もそうだし、政治家の事務所に電話するのもいいかもしれない。街角で声をあげるのも良いかもしれない。

 

 俺は、近隣国との対立ではなく、対話を望む。政治家の功績のようなもののために、あるいはチッポケで射程の短いプライドのために、いろいろな対立を性急に扱わないで欲しい。ひとつひとつ積み上げて、最終的にお互いが納得できるところまで、話し合うような向きで進んで行って欲しい。そうとは言えない厳しい現実、例えば武力の脅威などについても、できる限り平和的な方法での解決を望むような政府であって欲しいと思う。ピュアだの幼稚だお花畑だの言われようが、そういうことを目指すほうが高尚だと俺は思う。

 

 そういう国の国民として、誇りを持ちたい。8月15日。

2014-08-15 1408112400
©2010 Sony Music Entertainment(Japan) Inc. All rights Reserved.