京都大作戦
カテゴリ:日記

 

 京都大作戦に参加。

 

 隅々まで心の通ったフェスだと思った。復興支援に対する取り組みだけでなく、地元への愛着や、シーンへの愛情や、環境問題など、幅広く様々なテーマに想いが張り巡らされている。「政治的なことを音楽の場に持ち込まないで欲しい」なんて言葉がネット上で飛び交って久しいけれど、KENさんや10-FEETは普通に政治に対する想いを口にして、オーディエンスはそれを受け止めている。音楽の熱狂が削がれることなく、MCとして、メッセージとして、普通にやりとりされている。そういうところも良かった。

 

 そして何より、スタッフや出演者たちと10-FEETがリスペクトし合っていることが伝わってくるフェスだった。本当に感動的だった。

 

 俺たちのライブは雨が急に強くなって大変だったけれど、とても楽しかった。というか、久々にかなり熱い演奏だったと思う。雨のせいかオーディエンスのお陰か、気合いが漲って大分暴走してしまった。途中で眼鏡も吹っ飛んだしね。あとは機材がびしょ濡れだったので、壊れてないか心配...。

 

 バックステージではスカパラの兄さんたちと談笑。すっかりチーム感が芽生えてしまった。笑。キヨサク君も登場で写真をパシャリ。

 

 

 しかし、どのバンドも素晴らしかった。観られないものもあったけれど、ね。つらつらと雑記のように感想を書くと、ドラゴンアッシュはさすがだったなぁ。全員スーパーマンみたいですごいんだけれども、KENKENのベースが本当に素晴らしくて、ずっと見入ってしまった。

 

 KENさんはやっぱりラディカルだと思う。ちょっと会場入りしてからモヤモヤしていることがあったんだけれども、KENさんのライブを観て、全部がすっと腑に落ちた。あー、そういうことかって。なんて言ったらいいんだろう、ある種の “シンボル” みたいな人だと思う。

 

 で、最後の10-FEETは、登場からの数曲、本当に素晴らしいテンションというか、気概というか、鬼気迫る感じというか、喜怒哀楽が全部キワッキワに張りつめたような雰囲気で本当にシビレた。すっっっげーーー!!!と思った。感動しました。

 

 刺激になったなぁ。フェス乱立の時代だけれども、まったく他にはないユニークさでもって京都に根を張っている。こういうフェスが地元にあることが羨ましいと俺は思う。そして、本当に10-FEETとスタッフたちはすごい!と思います。驚きました。

 

 これからも、是非、続けて下さい。できたら、またいつか僕らも出演させていただきたい!

 

 タクマさん、ナオキさん、コウイチさん、お疲れ様でした。本当に、格好良かったです。7月6日。

2014-07-06 1404653340
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