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続きまして、くるりを紹介します。というか、紹介しなくても知ってるひという人がほとんどで、僕が何を書くのかに興味が集まってしまいそうですが。笑。
ワンダーフォーゲル / くるり
くるりを初めて観たのはいつだったでしょうか。インディ時代に、アジカンの初期メンバーのギターの子に「ごっちゃん、昨日渋谷でライブしてた?」って言われて、それがデビュー前のくるりだったっていう大ネタがありますけれども、笑、最初に観たのは「ワンダーフォーゲル」の頃だったと思います。ケンさんとその友達に誘われて、確か赤坂ブリッツのライブを観に行きました。同世代ということもあって、すごいなぁという感想とともに、「俺もデッカいステージで演奏したいなぁ」と嫉妬して帰ってきました。大親友でもありますケンさんが、自分のバンドもおそろかに別のバンドに目をキラキラと輝かせて乙女のようになっている、そういうことについても率直に悔しい、と20代前半のゴッチ青年は思いました。ケンさんはずっと、くるりの大ファンで、「今日のセットは◯◯っつう渋い曲が入ってて嬉しかった」などと、乙女キープオンです。笑。
音楽に関しては、もうなんつうか、一言、素晴らしい。以上、です。他に言うこと、ない。笑。
ワールズエンド・スーパーノヴァ/くるり
ジュビリー / くるり
「くるりのパクりだ」という揶揄に過度のストレスを感じる時代も僕にはありました。そんなつもりないのに悔しいなぁ、と思ってました。笑。ゆえに、くるりのフォロワーになることだけは許されない、という気持ちがずっとあって、そういう意味において、もっとも影響を受けたバンドだと思います。逃れたいということは、強烈に意識しているということです。で、そういう僕個人の屈折した理由とは別に、純粋に、彼らがどんな空気をこの時代から感じて表しているのか、それもずっと気にしつづけています、今でも。どういうサウンドや言葉で表すのだろうって。それはやっぱり、聴くべき何かが常にあるからなんです。作品が素晴らしいからです。ほいで、俺はどうんなんじゃと、自問するわけです。そういう、同時代にバンドをやっている人は多かれ少なかれ意識しないといけないものを、彼らは作り続けています。それは本当にすごいことだと思います。
なんか、これ以上書くと自分語りになってしまうので、ここらでやめます。笑。
まだ知らない人に語りかけれるならば、くるりは日本のロックの扉をいくつも開いて、最前線で更新してきたバンドです。50年後も「くるり」の棚がレコード屋にあるし、そうやって語られて生き続けていきます。そういう、日本のロック史において超重要なバンドですから、まだ聴いたことのない人はですね、直ぐにチェックして下さい。笑。
6月29日。