NANO-MUGEN FES.出演バンド紹介。続いては the HIATUS です。細美君のバンドですね。

　なんというかもう、毎アルバムごと進化していて、すごいなとしか言いようがないんだけれども、どこかにエルレガーデンを引きずっていた印象(これはファンに対する愛ゆえ)が薄らいで、the HIATUSの音楽になったんだなぁってことを今作『Keeper Of The Flame』では強烈に感じました。きっと前作やそのツアーを経てのものでもあるんだろうけれど。まあでも、メロディメイクスにおける天才っぷりっていうのは、エルレとハイエイタスを分けて考えるのも野暮ってなもので、地続きの、細美君ならではのものだよね。芯が同じというか。本当にすごいなぁと思う。トラックの面白さやユニークさというのも放ってはおけないけれど、やっぱり声がすごい。身体に宿りまくってるんだよね、その、人と違うあたりまえの独自性ってのを超えちゃうエネルギーが。特別ってことだね。本当に特別なミュージシャンだと俺は思う。

Thirst / The HIATUS

　海外に出て行けばいいのにってもう何度も言ってるんだけれども、割とそっけない返事しかしないんだよね。笑。その辺もふくめて、変わってると思う。でも俺は、同世代の巨大な才能が海外で活躍する様を観たいんだけどなぁ。欲がないというか。認証欲求みたいなのがないというか、音楽やファンに対しては奉仕の人というか、捧げてる感じがあって、神々しくもある。笑。邪も持ってるけれど。あはは。

　なんか痛いファンの文章みたいになってしまったなー。お許しください。

　6月24日。