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我々、アジカンが主催しますロックフェス、NANO-MUGEN FES.が近づいてきました。っつうことで、出演者紹介をこの日記でも順番(NANO-MUGENコンピに収録されている順に)に行いたいと思います。
まずは、the chef cooks me。俺がプロデュースしたアルバム『回転体』で興味を持たれた人も多いかもしれません。が、彼らは俺が関わる前から、ずっと高いクオリティで作品を作り続けていたんですね。なんというか、不遇を煮て、煮て、その残り汁の底みたいな時期を経て、やっと現在のヘルシーかどうかは知らんけれども、端から観ていて何か引き込まれるものを発揮しているように感じます。
ハローアンセム / the chef cooks me
これは『回転体』以前の曲のリテイク風景ですが、まあ、出会った頃はこんな顔してなかったです。笑。もっと、なんつうんだろう、閉じてる印象だったというか。見つけてもらえなさに打ち拉がれて、心を骨折しているような雰囲気があったように思います。それがいつも表出しているわけではないけれども、時おり顔を出してくるような。グワーっと強ばっている、力んでいる、みたいな印象もあった。でも、素晴らしいアルバムを作ることで、そういうところを乗り越えて、別のチャンネルというか、本来開くべきチャンネルに戻ったというか。
まあ、プロデュースとは言っても、俺はほとんど何もしてません。笑。「大丈夫だよ、シモリョー」って言い続けただけ。バンドの持ってるものが、もともと良かったから、悩める精神の交通整理をしただけです。まあ、負のパワーを喰らって、レコーディング期間に2度倒れましたけれど。
適当な闇 / the chef cooks me
当日は恐らく、アジカンぶっ殺すくらいの勢いで来ますから、彼ら。ポップなふりして、メンタリティがかなり尖ってますからね。横浜アリーナの大きなステージで観るのがとても楽しみです。
6月22日。