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仙台公演。JUNKBOX。楽屋はYeYeの持ってきたボードゲームで大変に盛り上がった。オバケ、ソファ、本、瓶、ネズミのうち、複数の図柄が描かれたカードぼ色と図柄を判別して、正解と同じ人形(オバケ、ソファ、本、瓶、ネズミ)を誰よりも早く奪うというゲームが特に面白かった。本がカードに描いてあるときには人形を触らずに、口頭で図柄の名前を表さなければいけないというルールで白熱、さらに、ソファの図柄がカードにある場合には椅子から立つこと、ネズミの図柄がある場合には歯を突き出してネズミ顔をすることを追加したところ、カオスなゲームになって、本当におかしかった。いい大人が競うように椅子から立って、ネズミ顔をして「オバケ!」とか言っている様が最高に笑えた。
オープニングゲストはミツメ。ミニマルな演奏がクセになる。センスと知性を感じるバンドだった。自主制作でLPまで作っているバイタリティも素晴らしいと思う。
そして、Gotch Bandの本番。ツアーも終盤ということで引き締まった演奏だったように思う。ステージが低いライブハウスなので、後ろの人たちは演奏者のことがまったく見えなかったかもしれない。そのあたりは、モニターなどに登ってみたけれども、限界があったかもわからん。俺、小さいからね。笑。見えなくても、届いてくれていたら嬉しいなぁ。舞台演出のことを考えると、段々とホールのほうが勝手がいい場合が増えてきた。ライブハウスでもみくちゃになってというのも楽しいけれどね。でも、ときどき音楽なのかスポーツなのか分からなくなってしまうこともある。汗だくで、身体を動かして、観客も演者もみんなアスリートみたいになってしまう。一体感はあるけれどね。
それに引き替え、ホール公演は肉体的な楽しみよりも音楽的な楽しみが増幅されるように思う。まあ、これも演奏される音楽の性質によるので、全部がそうだとは言わないけれども、俺が今やっているソロのような音楽だと、ある程度ゆらゆら踊るスペースがあって、ステージが客席から見えて、音響的にもストレスがないホールのほうが似合うかもしれない。でも、ホールだと一気にキャパシティが広がってしまう。小さいホールというのは案外なくて、1000人越えとかいうサイズになってしまう。それだと動員の問題が立ち上がってくる。つまり、かなり売れているバンドや歌手でないと一杯にならないんだよね。そういう問題がある。
俺も年を取ったのかも分からん。最近はホールで聴くのが好きだなぁ。演奏するのは、まあ、どちらでも楽しい。
打ち上げの後、久々に深夜のラーメン。「あっさり系行きましょう!」と案内されたラーメン屋は美味しかったけれどなかなかこってりとした味噌ラーメン屋だった。箸が進まずに「・・・」という顔をしていた小食の井上君が面白かった。
ツアーはあと2本。6月6日。