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KANA-BOONの鮪君と対談など。
昨今の高速4分キックのロックバンドたち。まあ、そういうのは世代のビートというか、俺らが10代の頃はブラストビートがライブハウスシーンを席巻したわけで(俺には疎外されてる感があったけれど)、俺は別に良いと思う。そういう中でも、なんか違うなという人たちは残って行くし、泡のように消えていくものもある。だからまあ、今巻き起こっていることにヤイヤイ言うのも楽しいけれど、よくよく耳をすましてみるのも大事なんじゃなかろうかと思う。評論家たちは一言あるだろうけれども、そんなものはアリバイ作りか自分語りであることが多いからね。やりたいこと、やりなよって話だ。こっちのほうがおもしろい!みたいなアイデアがあるヤツはそれをやるだけだ。
俺はどんどんユルいものに興味がある。ユルい中に、むしろキワッキワの最果てのような瞬間がある音楽。表層だけを観たり聴いたりしていると大変なことになる。けれどもまあ、そういうことよりも身体に興味がある。彼らの音楽やその祭典が高速4つ打ちのキックで熱狂するように、俺の身体や、バンドとのアンサンブルは、一体どういうときに躍動して、熱狂が生まれるのか、そういう回路と状況に興味がある。端的に言えば、全身が喜ぶような音楽がやりたいのだ、俺の。次いで、誰かと共有できたら最高だね。
それに付随する言葉の問題は、とてもややこしいので、ここには書けない。笑。6月2日。