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レコードストアデイ(4/19)に発売になる俺の新しいアルバム『Can't be Foreve Young』のLP1500枚にサインをした。しんどかった。でも、誰かの手に渡ると思うとわくわくする。そういう嬉しさが勝ったので、しんどいけれども、心地いい疲労感でもあった。
デカイジャケットは良い。当たり前のことだけれど、MP3にはサインできない。だけれど、案外、大きなことだ。最近では、持っているかどうか、所持しているのかどうか実感できないものを売り買いすることが増えたとは思わないか。何かのサイトのサービスポイントとか、もちろん、使えるけれど触ることができない。あまりやらないけれど、ネットゲーム内のポイントとか、カードとか、もう実体がなさすぎて恐ろしい。LINEのスタンプなんかもそうだね。手で触れない。経験としての実感が皆無ではないけれども、身体がない。これは恐ろしいことだ。
工場も見学。ちょうど俺のアルバムがプレスされているところで気分がアガった。最高だ。こうやって音が実際にミゾになって、俺はここにいるぞ!と、叫んではないけれども主張している、そんな気がする。身体があるってのは、とても大きなことなのだ。様々な技術の結集として、ここにレコードとして、俺の音楽が具現している。
いやいや、最高だ。早く皆に聴かせたい。俺はドヤ顔と決め込みたいところだけれども、そういうアルバムでもない。もっと自然体で、リラックスしたアルバムだから。俺の自己紹介でもなければ、何かのメッセージとかでもない。君や、彼や、彼女の日常を俺の目線から切りとったような、それでいて俺のパーソナルともどこかで繋がっているような作品だと思う。あー、早く発売日来ないかな。待ち遠しい。
3月24日。