ギャラガー兄弟とMITCH IKEDA
カテゴリ:日記

 

 MITCHさんとのトークショーをoasisのリアムの洋服屋、プリティグリーンで行った。

 

 MITCHさんと出会ったのは、oasisの前座を名古屋でやらしてもらったときだった。MITCHさんははっきり俺らに興味がなくて、笑、俺らはoasisやマニックスのオフィシャルカメラマンっつうことでMITCHさんを一方的に知っていたわけだけれども、なんかぞんざいまであと100mくらいの(そんなことないか。笑)、あっさりとしたやりとりだけしかなかったと思う。

 

 俺らはその夜、oasisの打ち上げに呼ばれて、とても楽しい時間を過ごした。ノエルも上機嫌で「君たちはカンフーできるの?」とジョーク混じりで挨拶してくれたし(ネット上では馬鹿にされたという書き方で紹介されるエピソードだけど、まったくそんなことはないので、そういうデマには心底ムカついている。俺たちはノエルの音源チェックを経て、あの舞台に立った)、滅多にオーケーの出ない写真撮影も許可してくれた。確か、MITCHさんが撮ってくれたと思う。残念ながら、そのときの写真はSONYが引き上げて、部署の移動などによってフィルムが行方不明らしい。デジタルへの移行期に処分されたかもしれないと、MITCHさんは残念がっている。

 

 まあ、残ってないからいいもんもある。その後で、俺はリアム・ギャラガーの元へ挨拶に行き、「俺はアナタたちの1stアルバムがなかったら、こうして音楽をすることはなかった。ありがとう」と伝えた。リアムは「君は君のロックンロールをならし続けろ!」と俺をハグしてくれた。感動的な夜だった。リアムもノエルも俺たちのことはすっかり忘れていると思うれど、俺は一生忘れない。笑。MITCHさんと出会ったのがこの日だということが一層、スペシャルさを担保している。

 

 そんなことを思い出しながら、MITCHさんが撮った自分たちの写真を眺めた。何が起こるか分からんもんよね、人生って。半分、怖い。2月23日。

2014-02-23 1393118220
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