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この日は取材で福島県の双葉郡へ。震災後に何度か歌いに行ったり、取材に出かけたりしている「いわき市」の海辺は復興に向けて力強く歩みを進めているように感じた。が、対称的なものを感じた。とても一言では表せない、複雑な感情だった。THE FUTURE TIMESの記事になりますので、是非、チェックしてみて下さい。
この日、もっとも心に残ったのは、友人であり仲間である平山さんの言葉であった。信号が灯っただけで、そこを人や車が通るようになっただけで、それ自体が微かな希望になっている町が日本にはある。オリンピックの華やかさとは対称的なこの光が、首都圏の、燦々と夜に輝くネオンに掻き消されてしまわないことを願う。何もかも忘れて、復興すべきなのはどんな場所なのかを忘れて、所謂「中央」に、お金も人も集まっていくのか。スピードをあげて、拡大せよ!増殖せよ!とすごむのか。俺は、そういう流れがあるとしたら、それに乗りたくはない。
悲しいけれど、俺が悲しんでいるわけにはいかない。何か出来ることはないかと自問したい。
取材後は郡山に移動して久々にホルモン焼を食べた。普段はあまり獣肉を食べないけれど、友人がここ旨い!って言った店には行くのだ。旨いからっていうのも理由だけれど、友人が好きなものを、俺も食いたいからだ。しかし、まあ、店員が皆、かなり脹よかで驚いた。焼肉屋あるあるだね。1月14日。