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文楽を観劇。とても面白かった。どのくらい面白かったかは後日、日本芸術文化振興会のHPの「かんげき日誌」に掲載されると思います(以前書いた、俺の文章も読むことが出来ますので、是非)。まだ、原稿書いてないですけれども。
文楽は補助金のカットが騒がれていますね。どこかの市長は文楽もエンタテインメント性をあげて興行努力をしろ!とおっしゃっていましたけれど、伝統文化は守らないといけない技法もありますし、保存するということに意味や意義があったりします。そういうところにまあ、興行なのだ!と振り切って考えられないところがあると思います。誰にでも簡単に分かるように現在の話し言葉に直してしまうと、失ってしまう情緒が沢山あるんですね。だからまあ、古典化しているところもあって、とっつにきくい部分もあるかもしれない。そういう意味ではいきなりブームになって観客が押し寄せるなんてことがあるかといえば、そうは言えないですよね。だって、イケメン役者とか、そういう感じないですから。笑。人形ですしね。演奏、声、人形の動き、そういうものですから。魅力を語るのにも、それなりの語彙がいるし、現在の俺にもそれがあるかっていったら...。うーむ。
興味のある方はこのインタビューなども読んでみてください。
政治として保守を目指すならば、こういった芸術一般についても伝統を重んじるような政策を願いたいものです(税金で変なハコモノ建てるくらいなら、ねえ...。伝統文化を保護するのも立派な使い道だと俺は思う)。愛国という言葉が強烈に国家と結びつくような印象を最近は受けますけれど、文化だって、というか文化にこそ、もっと愛を持つべきなんじゃないかなと思います。まあ、まだまだ俺も不勉強ですけれど。楽しみながら、いろいろ自分の国の文化について理解を深められたらなと。
まあ、でも、固い話抜きで面白かったです。文楽の正月公演、第二部。1月4日。