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そして、その3です。
霧のように / 吉田ヨウヘイgroup
ツイッターで知った吉田ヨウヘイgroup。マスロック/ポストロックっぽいリズムプロダクションに和(というか日本のポップスかな)を感じるメロディが絡んでいて面白い。コーラスワークも好み。ダーティプロジェクターズとかの影響があるのかもしれないけれど、この曲はUSインディのモノマネって感じでもない。ちゃんとこの国の地面からなったフィーリングがあって面白かったです。
Waste Of Time / Frontier Backyard
Frontier Backyardの五枚目のアルバムから。シンセ/シンセベースの音がとても好きでした。こういう抜いたプロダクションって、今年やってみたかったことのひとつだったんですが、このクオリティは俺には無理だわと。笑。とにかく隅々まで格好良い。田上さんは天才だな、と。
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ばんねん / ミラーマン
なんでこの曲がリードではないのか理解できない名曲。楽曲も良いけれど、歌詞が本当に素晴らしい。いちいちグッとくる。きっと「何のこと歌ってるかわからない」なんて言うひともいるかもだけれど、そういうひとは本当に鈍いだけなので(というか、意味なんかを理解するよりも感じることが大切なのに!!)、山本君にはこの路線で歌詞を書き続けて欲しい。ド名曲。
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バカばっかり / 曽我部恵一
曽我部さんのアルバムは今年のベストに選びました。改めてラディカルなひとだなと感動しました。俺、10代の頃から好きなんですよね、曽我部さん。ずっと好きなんだけど、それでもまだウォー!!っていう興奮が更新されるような曲でした。みんなバカって歌いながら、絶唱しながらも、愛のある曲だなと思いました。
Falling / HAIM
まったく新しくないのにフィーリングが新しい。そんな感じがします。そういうのって、案外難しいと思うんです。ロック/ポップスのええところをちゃんと循環させながら、何歩か現代に向けて歩みを進める作品というか。あと、なんだかんだ、佇まいが良い。笑。
The Wire / HAIM
ヴァンパイアウィークエンドに似たような曲あったなぁっていうか、似たようなメロディなんですけれど、そんなことを感じました。これ、引用元が同じなのか、オーセンティックなアメリカのメロディラインなんでしょうか。まあ、それはさておいて、すごく好きな曲でした。これもアメリカンポップスのええところを循環させている作品かと。
Bad habit / PUNPEE
大きい声では言えないですけれど、つぼみ(俺の心のベスト10の第1位です)と共演しているところが羨ましい。笑。なんて、ね。とにかくトラックも良いし、3連符を基調にしたラップも良い。ビデオも良い。笑。本当に素晴らしい。
Cornelia and Jane / Yo La Tengo
ヨラテンゴの新譜。隅から隅まで職人の技って感じです。イントロのギターのリヴァーブ感で酢飯をいくらでも巻いて食えるというか。
Check My Heart / The Pastels
ヨラテンゴと同じジョン・マッケンタイアー先生のミックス。良いですね。UKギターロックが好きな俺は、もう多分、こういう感じが一生好きなんだと思います。なにがどうとかじゃなくて、全部。
You're Not Good Enough / Blood Orange
何曲も続けてどこが良いのか書くのって難しいなぁ。笑。単純にスタジオでヴァイナルかけっぱなしで気分が良かったです、Blood Orange。シンセの音も、控えめのベースも。あと歌声も。こうやって淀みなくビートが進んでくれると気持ち良いっていう。声も良いし。これがエモくなってくると、踊るってよりは感情移入しちゃって、椅子に座ってしまうんですけれど。笑。