『わをん』 から一夜明けて、ソロのレコーディングを再開。まずはホーンの録音。シェフクックスミーのホーン隊の皆とシモリョーに協力してもらって、無事に録音が完了。

　そして、シェフを辞めてしまったウラ君とベースを録音し、シモリョーのオルガンとメロトロンを録音。ウラ君はもの静かな感じで淡々と俺の要求したベースラインを演奏してくれる。ところどころウラ君らしいオブリガードに変更されているけれど、俺の「こうして欲しい」を外さないでやってくれるところがありがたい。案外、ベースに注文多いので、俺。そしてシモ様はスイッチが入ると音楽の修羅という感じで話しかけ辛い。笑。グワーっと入り込んで行くし、そうなるとどんどん良くなっていくタイプでもあるので、途中で夕飯の出前が届いたのだけれど録音続行。野菜炒めはすっかり冷めたけれど、素晴らしい録音になった。鍵盤関係は雰囲気以外をスコアなどで指定することはないので、こうして自分がこの人とならば確かだと思えたミュージシャンに任せている。シモ様は3伝えたら4か5で返して、最終的に10にしてくれる。優しい音楽狂い。

　というわけで作業は順調に進んだ。録音後はウラ君と駅前のバルみたいなところで一杯やってから就寝。最近、なんかバルみたいなの流行ってんなぁ。バルって言ってるけど、ようは立ち飲みのバーでしょう?みたいな疑問はあるけれども、んでもってビール一杯600円(300mlくらい)って結構いい値段設定だななんていう嫌味も言いたい感じだったけれども、録音が良かったのヨシとする。俺はおでんとかおしんことかで安く飲ませてくれる店が好きだ。11月18日。