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新幹線で福島へ。この日はぎょうざのひぐちさんが仲間たちと主催するイベント『うづぐしまライブ』に参加。
この日は腹痛で朝から(というか前日の夜半から)絶食、道中もポカリだけで過ごすということでかなり体調に不安があったが、ステージにあがってしまえばアドレナリン爆発、お客さんの雰囲気もすこぶる良くて最高のライブだった。イベントの雰囲気もとても良かった。ライブ後は少し体調も回復してきたので、ひぐちさんの焼く餃子を3つだけ頂いた。とても美味しかった。本当はこの餃子をガッツリ食べて麦酒を飲む予定でいたのだけれど、実現できなくて悔しい。悔しいのでまた呼んで欲しい。店内でライブもできるということで、じゃあ単独で行こうかしらとも妄想している。
帰宅後、尻に穴が空いていることに気づいて驚き、とても恥ずかしい気持ちになった。ちなみに、前も全開だった。
いろいろな町にいろいろなイベントがある。それらはほとんど手作りで、どれも良い味を出している。こういう祭りを皆でそれぞれ作って、その場所ごとで繋がっていくことにとても希望を感じている。もう一極集中だけが正しいとされる時代ではないと思う。大きなフェスにしかできないこともあるけれど、手作りのお祭りでしか味わえないものもある。で、俺はどちらかというと、小さなお祭りが好きだな。いや、規模の話ではなくて、血の通ったお祭りが好き。呼んでもらえて光栄です。
前のツアーの郡山公演でも感じたけれど、福島のオーディエンスからは特別な何かを感じる。MCをしていても、こちらの錯覚かもしれないけれど、なにかこう、仲間たちに向かって話しかけているような気分になる。状況がどうかなんてことはいま一度口にしたりはしないけれど、俺は「大丈夫だ」と歌うよ。福島の未来も、僕らの未来も、大丈夫、オールライトだよ。で、俺たちが、そうなるように、胸を張って生きれば良いんだと思う。そうやって、子供たちに背中を見せていけば良いんじゃないかななんて、イベントのスタッフたちを眺めたり、出演者たちの演奏を聴いたりして思った。
大丈夫。絶対、良くなっていく。そう信じている限り。
11月3日。