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飛行機で松山へ。空港に着くと、RADICAL DADSの皆が居て驚いた。英語を喋る準備をしていなかったので、オドオドしてしまった。「英語を喋るのに準備なんかいるのかよ」とバイリンガル、及びマルチリンガルな人たちは心の中でつぶやいていることだろう。だが、俺には、いる。脳のスイッチを切り換えないといけないのだ。では、切り換えるとどうなるか。ルー大柴のようになる。例えば、街でオッサンとぶつかりそうになったとき、とっさに「エクスキューズミー」が出てくるようになる。そして、身振り手振りが大きくなって、「なんだかな」と思たときには全力で「なんだかな」という表情を作るようになる。そういうスイッチを入れるのだ。
松山公演。ド平日にも関わらず沢山の人たちが集ってくれた。とても感謝している。
東名阪だけでなく、地方都市でのナノムゲンサーキット開催は俺の念願だった。ただでさえ洋楽アーティストの地方公演が減っている。そういう中で、松山や熊本や仙台や新潟でこういうイベントを開催できることを誇らしく思う。嬉しい。
Dr.DOWNERは面白かった。ケイタには毎度笑わせてもらう。それでいて曲が良いのが、彼らの魅力だと思う。ストレイテナーに再び参加できたのも嬉しかった。とはいえ、4人の演奏には付け入る部分がないというか、既に完成されているものだったので、俺はノイズ中心の演奏だったけれど。良いバンドに混ざるのはいつだって楽しい。RADICAL DADSはUSオルタナ直系という感じで格好良かった。パワフルだけどポップ。
我々はグイっと実直に演奏。
終演後は皆で居酒屋へ。とても楽しい打ち上げだった。帰りに寄ったコンビニで、猪股やミーヤン、シモリョーが「表で飲む」と言い残して酒を片手に公園のほうへ消えていった。ヤンキーのような飲み方だなと思って、俺は遠慮して寝た。ハングオーバー(二日酔い)は嫌なので。ホリエアツシは宴中から「酒を飲むなら水を倍飲め!」と、彼の知恵袋から知恵を取り出して俺に教えてくれた。さすがだな、と、思った。
6月17日。