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ロンドンのライブ会場は大体800キャパくらい。渋谷のクアトロくらいの規模を想像してもらえると近いと思う。それがソールドアウトってことでとても興奮した。
端的に俺は90年代後半のUKロックに衝撃を受けてバンドをやりたいと思った人間なので、そんな自分がロンドンでライブをしていることが不思議で仕方なかった。「ASIAN KUNG-FU」と冠したのはアジア人として、欧米の人たちに向けてのものだったけれど、イギリスに行くのはお国柄を考えても一番最後かななんて思っていたので(英語の曲がないしね)、とても感慨深かった。
ライブは240vの電圧で鳴らすギターの音が素晴らしかった。でも、ちょっとそれに声が負けてしまって、ライブ中に喉をヤってしまった。ロンドンに入る前から少し過労がたたって体調が悪かったことも影響したのかもしれない。なんとかライブは歌いきった。演奏はハートでするものだと思ってるから、ライブ中に心が折れること無かったんだけど、終演後は声が全くでなくなってしまってかなり凹んだ。食事にも行かずに、この日は直ぐに休んだ。
ライブレポートをしてくれたファンの方がいるので、気になる人はこちらを。公演はとても盛り上がって楽しかったです。何度も、青春時代の自分のことを思い出したかな。「どうだ、この野郎!!」とUKロックを聴きはじめた頃の自分にメッセージを送りながらね。そんなことは無理だけれども、笑。まあ、自分の中にはいつまでも十代性が残っているので、一生ソイツを裏切らないってことが俺のロックンロールにとっては大きなテーマなんだよね。
ありがとうロンドン。また来る。もう少し、進んでみたいし、出てみたいところがあるからね。精進します。5月31日。