少し時間があったので、ロンドン市内を観光。

　まずは近所のレコード屋。そして、チューブラインでアビーロードに行った。世界各国から来たひとたちが、皆、横断歩道で写真撮影をしていた。バスやら車がガンガン来るのに、皆、平気で写真撮影をしていて笑えた。そして、いろいろな国のいろいろな言葉で書かれた落書きが酷くて、これもまた笑えた。日本語は読めるから目立つけど、どこの国のひとも大概同じことをしている。俺らはもちろん、しないけれど、ね。「えいしとゆい」はうまくやっているだろうか。

　そして、2階建てのバスで、ブワっと栄えた街に行って高級デパートでおみやげを物色して打ちのめされ、最後にオアシスの『モーニンググローリー』のジャケットになっている通りでレコードを物色した。異国の地で、レコードばっかり漁っている。阿呆かと思うかもしれないけれど、趣味なので仕方ない。100ポンド以上かったら死という自分ルールを決めて、いろいろバックカタログや中古のレコードを買った。オリジナル盤とかクソ高くて笑えた。

　UKロックが好きだったので、ロンドンは憧れの街だったんだけど、ここにいる実感が湧かない。で、卑怯なくらい、イギリス!って感じがしてずるい。建物が低くて、クラッシックな雰囲気がある。まるごと日光江戸村みたいな感じだ。5月30日。