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精力的に活動した一年だったと思う。個人的な活動についての反省とかはいろいろあるなぁ。まだ、語る方法も言葉も足りていないように感じる。思慮の足りない部分もあったと感じる。少し練り直す必要があるかな。ネットは情報の拡散が早い一方で、例えば見出しを恣意的につければどこまでも誤解されることが分かったので、気をつけないとなぁとかね。まあ、どのみちもっと画面の外に音楽も言葉も取り出したいんだと、そう強く思った時間でした。
僕が主宰している『only in dreams』で、ミュージシャンや音楽関係者たちの年間ベストアルバムを特集しているのだけど、そこにあげそびれたアルバムをいくつか。順位などはありません。
<年間ベスト番外編>
今年の上半期はこれをかなり聴いたなぁと。ベン・クウェラーの最高傑作じゃないかなんて言われてましたけど、僕もそう思う。来日公演も良かった。
オーストラリアのバンド(つうか、ユニットかな。2人組だし)。ニューヨークに引っ越したみたいだけど。笑。アルバムも来年リリースされるということで楽しみ。
チョモ。昨年末に横須賀かぼちゃ屋で一緒にやったときに成人が神懸かって見えた。だから新譜が楽しみだった。で、期待通りの新作。良い。
「ポテサラが喰いてぇ」が脳内でリフレイン。もうバキバキに格好良い。本当に傑作。結局、DLのみの特典である向井ノートが見たくて、アナログとDLで購入。良いお客さんです、俺。
今年の発売ではないけれど、本当に「ストーリー」は名曲だと思う。次のアルバムがいつなのかは知らないけれど、とても楽しみなバンド。
日本語HIP HOPではQNのソロと田我流をよく聴きました。「ロンリー」はグーっとなんていうか顔の目の前に言葉が迫ってくるような、そんな感じになります。強い、言葉。
書籍のようなパッケージのケイシ君の作品。日本語だったのが意外で、しかもすごく自然で、良いなぁと思いました。
The XXの新譜。前作のほうが印象的でよく聴いたけど、今回もクオリティが高かったです。スタジオの片付け時にHOT CHIPと交互によく聴いてました。
シャムキャッツの新譜。「はしけ」というアルバムが好きで、前作はちょっと自分にはフィットしなかったんだけど、新譜はすごく良かったです。「渚」からは随分たったけど、何度聴いても名曲。
七尾旅人さんの新作。大震災以降の空気と一緒に語られているのかもしれないけれど、俺にはすごくパーソナルな作品に聴こえました。そして、身体性がある。そういう場所から紡ぎ出されているものだと。
皆がベストに入れているフランク・オーシャン。皆褒めてるなぁ、聴いてみようかしらんと思ってきいたら、マジで良かった。うわー(何この阿呆みたいな感想) 。
Haimのシングル。美しいってのは良いことです。それだけが気に入った原因ではないけれど。今後が楽しみです。
Silver & Gold (NoiseTrade Holiday Sampler) / Sufjan Stevens
スフィアン・スティーブンスのクリスマスサンプラー。リラックスした作風なのだけど、これで無料っていうのがすごい。ただ、最後に寄付としていくらか支払えるシステムなので、俺は何ドルか彼に支払いました。良いものを聴かせてもらってお礼として。
Antony and the Johnsons / Cut The World
MCまで収録したライブ盤。本当に素晴らしいアーティスト。前作、前前作も素晴らしいので、オススメです。もう慈愛の塊みたいな、声。
ということで、年始にCDショップに行く場合の参考にしてもらったら嬉しいです。学生の皆さんは、お年玉でCDやレコードを買ってみてはどうでしょうか。うす。12月31日。