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COUNTDOWN JAPAN 1213に出演した。この日は一番大きいステージの最後に出演。観客は2万人くらいいただろうか。人が波を描くようにして、後ろまでビートが伝っていく様子がよく見える。とてもマジカルな景色だった。感無量。
全く誰にも知られていない頃は、年末のライブハウスのカウントダウンライブに出られるだけで羨ましいというか、憧れだったし、なんで呼ばれないのだろうと卑屈に思うこともあった。なにより年末暇なのが惨めだった。だけども年を重ねる毎に、というか音楽で食っていけるようになったことが原因だと思うけれど、年末くらい休みたくないか?という気持ちが強くなってきている。のんびりしたい。温泉にでも浸かってええ感じのぬる燗の清酒で一杯やりたい。なんならそのまま温泉街で餅つきなどして年を越し、その旅館自慢のおせち料理などをつついて惚けた顔を5日くらいまでしていたい。そんなふうに思うようになった。オッサンになったのかもしれない。
でもまあ、毎年ではないけれど、こうして花のある舞台で演奏するのも、とても楽しい。が、なんとなく、年末なのでお祭り騒ぎヴァージョンでよろしく!的な、そういう観客からの圧も夏フェスに比べて若干強いような気もするし、俺たちとしても気持ち良く年を越したいし、そういうところでセットリストを考えるのが難しい。まあ、俺らを知らんひとも多いわけで。
それでも曲を知ってるか知らんかだとか、フィジカルに盛り上がったかどうかだけが祭りの尺度だとすると、ちょっと寂しいよなぁなんて勝手な妄想的未来予想図を脳内に広げながら、幕張の夜は終了。
と、ここまでうだうだ書きながら、実はとても良い夜だった。
セットリスト
1.LOSER(BECKの日本語カヴァー)
2.ALL RIGHT PART.2
3.N2
4.AとZ
5.新世紀のラブソング
6.ブルートレイン
7.Re:Re:
8.踵で愛を打ち鳴らせ
9.マーチングバンド
En1.リライト
En2.君という花
12月28日。