七夕祭り
カテゴリ:日記

 

ROCK IN JAPAN FES.終了後、宇都宮に1泊。そして6日の午前は大船渡市の盛駅前で行われた『盛町灯ろう七夕まつり』に、弾き語りで出演してきました。

 

写真はこの日の共演、地元のブラスバンド。

 

 

楽屋がお寿司屋さんということで、到着するなり握り寿司をごちそうになりました。どうもありがとうございます。昼間の日差しの強い時間帯にも関わらず、沢山のひとが集まってくれて嬉しかったです。ラコスバーガーの炊き出しの時にであった皆様とも再会できて嬉しかったです。大船渡には14日にも行きます。越喜来中学校でのライブです。今度はアジカンで行きますのでよろしく。

 

その後、大船渡市内を抜けて、陸前高田市に移動。以前来たときよりも瓦礫の撤去が進んでいるように感じましたが、やはり圧倒的な風景でした。高台から見た狭い湾の入り口に、なんとも言えないような感情を覚えました。ただ、そんな中でも知り合いの居酒屋が再開しているというような嬉しいニュースもありました。

 

 

そして陸前高田市の『うごく七夕まつり』に参加。ここでも、弾き語りで演奏させてもらいました。写真は演奏後に山車が校庭を回る様子です。このあと、電飾が点灯、複数の山車の練り歩きが始まり、とても美しかったです。終電の関係で最後まで観られなかったのが心残りです。次回はゆっくり最後まで見物したいです。あと、会場内の香ばしい匂いの発生源であろう食べ物たちも気になって仕方なかったです。新幹線で弁当を食べながら、妄想。涙。

 

 

 

山車の写真。津波で流されなかったものがあったそうです。近くまで行くと結構大きくて迫力がありました。

 

 

 

電飾が点いた山車。日が暮れるにしたがって幻想的になっていきました。演奏されるお囃子も良いですよね。日本人で良かったなと思いました。

 

 

 

お祭りは1階までが津波で被害を受けた高田小学校で行われました。前に、ラコスバーガーを届けに行った学童クラブがあるところです。写真はその校庭から見える風景です。海まで、2km以上あると思います。その間の土地が、少しの建物を残して更地のようになってしまいました。取り壊されていない建物もまだあります。すべてを撤去するのに17億円かかると言われているそうです。

 

 

 

現地の写真を自ら撮影することは避けていましたが、今回は撮影しました。現地の状況を皆さんに知って欲しいと思ったからです。震災から5ヶ月が経とうとしていますが、復興への道のりは一歩一歩前進という状況なのだと思います。あっと言う間に元通りにはなりません。ずっと忘れずに、何か力になれる方法を考えていきたいと思います。

 

 

 

 

呼んで頂いた大船渡の皆さま、陸前高田の七夕まつりの実行委員会の皆さま、市民の皆さま、どうもありがとうございました。喜んでもらえたようで、とても嬉しかったです。大船渡はスケジュールの関係で来て頂いた皆さんとコミュニケーションをはかる時間が足りずに残念でした。越喜来での再会を楽しみにしています。

 

最近は岩手に行く機会が多いのですが、もちろん宮城や青森や福島でも歌いたいです。お誘いもいくつか頂いていますので、決まったらまた報告しますね。

 

 

2011-08-08 1312806991
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