今回紹介しますのは、NANO-MUGEN FES.の一日目に登場する、「ねごと」です。

彼女たちのことを知ったのは、前作のミニアルバム『Hello“Z”』でした。本当にとても素晴らしいアルバム。J-POPのひと懐っこさとUSオルタナティブの諸々が、良くわからない場所で衝突して生まれたようなサウンド。構造は違うけれど、印象としてサカナクションと近い。まるっきり新しいものではないけれど、明らかに何かを“更新”している音楽。サカナクションの『シンシロ』と同じように一聴して虜になってしまいました。そのときに書いたレビューはコチラ。

ファーストアルバムももうすぐ発売とのこと。とても楽しみですね。奔放に好きな音をならして、活躍して欲しいですね。最近は若くて格好良いバンドが増えてきて嬉しいです。30代のオッサンバンドが多過ぎる!と思っていたので、「ねごと」に続けと、どんどん若い世代に活躍してもらいたいです。正しく世代交代は行われないと、ね。我々は我々で、アジカンにしか作れないもの、オッサンにしか鳴らせない曲を書けばいいだけなので。

こういうワクワクって良いですね。