題名のない詩
カテゴリ:日記

 

 

「無題」

 

君のいない帰り道

商店街をトボトボと

ジーンズのポケットに手を突っ込んで

何もなさだけが溢れ出した

 

枯れ果てた水脈を遡って僕は泳ぐ

燃え上がった永遠を鎮めるような おとぎ話

 

いつかまた 君と会って

他愛もない話をしたいな

君が生まれた街にだって

僕はまだ行ったことがないんだ

 

いつかまた ここで会って

少しだけ君に触れたいんだ

君が生まれた街にだって

春が来て 時は巡るんだ

 

ひと気のない帰り道

県道線をトボトボと

ジーンズのポケットに手を突っ込んで

何もなさだけが溢れ出した

 

胸に空いた空洞を愛でるように手を伸ばす

降り注いだ永遠を鎮めるような おとぎ話

 

いつかまた 君と会って

他愛もない話をしたいな

君が生まれた街にだって

僕はまだ行ったことがないんだ

 

いつかまた ここで会って

少しだけ君に触れたいんだ

君が生まれた街にだって

花が咲いて 時は巡るんだ


 

 

 

 

昨夜、曲を作りました。今のところタイトルはありません。広島で歌うと思います。多分。

 

後藤正文

2011-05-05 1304565656
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