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原子力発電所のことがやはり気になる。意識がそこに集中されてしまう。関東に住んでいれば当たり前の興味なのだけれど、東北地方の沿岸部のことを思うと、なんだか原発のことばかり気にしている自分が恥ずかしく思う日もある。どちらのことも平行して考えていけないのだと思う。現地の復興のことと、これからの時代について。
三陸地方の牡蠣の復興を支援するサイトをツイッターで発見した。
こういうサイトは届くひとたちの活動を想像しやすいので、とても良いと思う。2〜3年後に牡蠣が届くという未来志向な制度というところがまた良い。私もオーナーになって、三陸の美味しい牡蠣を食べる日のことを思って頑張りたい、そういう気分にさせてくれる。いろいろなやり方で、復興支援は必要。だから、私もいろいろ探して、様々な角度から支援したいと思っています。継続すること、これが大事。来年の今頃だって、「もう少しお金が必要」という分野はあると思う。だから募金箱や赤十字にお金を「一度」送っただけで終わりにしてはいけないと思う。これは自分への戒めでもある。
それから、この震災の最中に統一地方選挙が行われます。とても重要な選挙。私は今回、坂本龍一さんのお誘いでこのような活動に賛同しています。「候補者のエネルギー政策を知りたい有権者の会」というものです。単純に、この問題については、政治家になるひとたちは何か考えを持っていてしかるべきだと思います。そして、それについて発言することも政治の大切な役割です。
なかなか難しい問題ですが、これからじっくり時間をかけて話し合っていかなければならないことです。日本の社会の成り立ちに大きく関わってくる、とても大事なこと、それがエネルギーについての問題です。専門家でない私たちも考える必要があります。「餅は餅屋」みたいな考えが引き起こした案件でもあります。私たちは餅を食べる側として、生活者サイドからの考えを見つめれば良いのだと思います。もちろん、自分の生活のあり方にも大きく関わって来る問題です。今日明日で決まる○×クイズではないが、今考え始めたり取り組み始めないといけない。そういう時代になりました。誰もがこの問題の一員です。
私が今エネルギーについて考えていることは、時間ができたら臆することなくここに書きます。最早、自主規制なく話し合われるべきことですから。
写真は梅。田浦。これは震災前。
そして目黒川の桜。これは4日の写真。
春が来ました。