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音楽とチャリティの関係はとても難しい。
いろいろなチャリティイベントやチャリティソングが世に存在しているけれど、いろいろな性質のものがあります。「これはどうなのよ?」と勘ぐりたくなるようなチャリティもあるのが実情。
で、そのせいで、例えばミュージシャンたちはチャリティに関して腰が重いし、リスナーの側も初めから偏見を持って眺めてしまう。「どうせお金儲けでしょう?」だったり、お金儲けではないのに「売名」や「偽善」という言葉を投げ付けたりする。海外へのチャリティの場合には、「同じ国の人は助けないのか」などという言葉も。そもそも比較することが間違っていると私は思いますが。
そこに一石を投じようという意思を、コチラのハイチへの支援活動からは感じます。→http://jp2haiti.com/
ZEEBRAさんやDJ YUTAKAさんが中心となって行っているプロジェクトです。
ネット上で心ない言葉が浴びせかけられても、彼らは1年かけて自分たちのチャリティの方法を模索し、形にしました。とても素晴らしいと思います。どの団体を使って届けるのかということや、収益と経費のことなども公開しています。
チャリティのための楽曲(なんとレコーディング費も自腹を切っているそうです)が今週ダウンロードで発売になっていますので、是非チェックしてみて下さい。沢山のラッパーが参加しているので、単純に日本のHIP HOPの入り口としても良いと思いますし。何より、ハイチで苦しむ人々のためにも。
直接、音源に参加できなかったことは非常に残念ですが、私もこの活動に賛同しています。
それから合わせて、例えば鳥取や島根の豪雪による災害、宮崎県の口蹄疫や鳥インフルエンザ、そういった災害についても、各自治体のHPで義援金の募集が行われています。例えば、ニュースで災害の類を見かけた場合、その県や市のウェブサイトをみると、その手の寄付のリンクが必ずあります。能動的に動けば、誰でもできることですし、少しの善意も降り積もれば大きな金額になります。
善意は返って来ますからね。返ってくることを意識しすぎるは良くないですが。
ということで。