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Twitterにて。
「○○市の○○病院にて、赤ちゃんが容態が良くなく、緊急でAB型(RHマイナス)に血液を探しています。」というような趣旨のツイート(Twitterをしていないひとは、書き込みだと思って下さい)を見かけまして、それを拡散するべくRTという行為をしたわけですね。これは、より多くのひとに情報を拡散するために行う一般的なTwitterの機能のひとつを利用したということなのですが。
で、この手のツイートというのは、「○○病院」に問い合わせが殺到してしまうので、はっきり言えば善意がアダになってしまうことが多いそうなのです。また、今回は 内容が一部事実に基づいていて、善意が大元にあるツイートのようでしたが、この手の内容の悪質なチェーンメールなども存在しているのだそうです(私は全く知りませんでした)。なんかもう、こういう、ひとの善意につけ込んだチェーンメールなどのイタズラにはFからはじまる言葉を浴びせたい気持ちは山々なのですが、実際にあると。新聞の記事に載るようなこともあるそうなのです。
そして、私を含めて、いろいろな場所でこの件が拡散されて、結果として「○○病院」のHPに「問い合わせをしないで欲しい」という内容のコメントが掲載されました。これについては大変反省しました。また、大変勉強になりました。善意も、使いようによっては逆に迷惑をかけてしまうことがあると。
冷静に考えれば、血液などは検査なく使用されるケースはほとんどないはずだと想像できます。Twitterを使って募集することも、まず考えられない。医療機関のコミニュティの中で対応がなされるでしょうし、情報の発信元が「○○病院」以外の個人であることは考えにくい。でも、このRTという機能は、案外サクっと出来てしまうので、後に起こることへの想像力が欠如してしまうのですね。恥ずかしながら、私も考慮が足りませんでした。
ですから、Twitterをやっている方は、この手のツイートには今回のような例もあると、ちょっと注意して下さいね。私も、もちろん反省していますし、注意していこうと思います。
本当に偶然にも「医療用の血液や血液製剤、血小板などが不足している」という日本赤十字社の街頭での呼びかけに今朝、遭遇しまして、何か上記の件との運命のような偶然性を感じて、大宮の献血センターに行ってきました。ライブ前でしたが、400CCの全血献血を行ってきました。
慢性的に輸血用血液製剤は不足しているようです。長期保存のできない成分のものもあるので、献血者は随時募集されています。
詳しくはコチラのページなどを見てみて下さい。
また、献血ルーム/センターという常設の施設がいろいろなところにあります。私が行った大宮の献血センターはドリンクなどもフリーで、とても快適な場所でした。スタッフも親切で、ストレスなく献血を行うことができました。針が怖いので、幾分緊張はしましたが。ははは。
特に健康な成人男性は是非。渡航歴や年齢、体重による制限もありますが、それは各センターのHPにも掲載されていますので、そちらを参考に。
まあ、失敗から始まったことなので、個人的にはその失敗をもう一度日記に書き起こすことは恥ずかしくもありますが、この日記を見て献血に行くひとが増えるのならば、それは意味のあることだと思います。また、興味や関心を持つひとが増えてくれたなら嬉しいです。
というわけで、献血、よろしくお願いします。