ASIAN KUNG-FU GENERATIONは現在、春~初夏のライブシリーズに向けて107で絶賛リハーサル中です。
イベントということもあって、演奏時間がワンマンみたいにはないのですが、いろいろ試行錯誤しながらセットリストを考えて楽しく練習してます。音楽を演奏することって、とても楽しい。それを再確認しながら、いい雰囲気でセッションしています。
そして、もうすぐ「ソラニン」が発売、そして映画も公開になる。
この曲は、映画の原作となった漫画「ソラニン」の中に出てくる歌詞に曲をつけたものです。作詞は私ではないとうことですね、しかも詩が先なので、そういう曲の付け方も初めてのこと。なかなか刺激的な体験でした。
青春時代みたいなものを描いた漫画ということもあって、最近の我々にはなかった焦燥感だったり、若さとか青さとか、そういうものが濃い目に出た曲になったと思う。
普通に作ったら、やっぱりこういう手触りの楽曲はなかなか出来ないというか、30歳を過ぎたひとには30歳を過ぎたなりの焦燥や青さがあるから、こうやって自分の中から10代性みたいな感覚を呼び起こすっていうのは、案外難しい。やりたくても出来ない。
だから、こういう機会を貰って、自分の中の青春時代ともう一度対面できたのはとても良い体験だったと思う。
本当に素晴らしい出会いに感謝しています。
原作者の浅野いにお君とはいろいろな縁を感じることが沢山あるのだけど、それはまた書きます。
8日~10日。107stでリハーサル。
11日。英会話、自室にて作業。
そうそう、我々のアルバムは2曲のボーカル録音、数曲のミックスを残すのみです。
曲順なども今月中には決める予定。
早く皆に聴かせたいです。本当に良いものが出来そう。
「迷子犬と雨のビート」は、スタジオで歌っているそばから毛穴がキーってなって、なんだかたまらない気持ちになってしまう。
どこかの誰かと、もしかしたらこの日記を読んでいる皆と、いつかどこかでそんな言葉にならない気持ちを共有出来たら嬉しい。
そんな日を思って、残りの作業に心血注ぎます。