チキン
カテゴリ:日記
鶏肉屋で、スーパーの惣菜コーナーで、ファーストフードの店先で、それはそれは大量のニワトリ達がこんがりとローストされたり、カラっと揚げられていたりする。

クリスマスだからね。

クリスマスの思い出というと部活かバイトという、世の中の浮かれ具合からすっかり隔離された青春時代を送ったので、クリスマスに対する思い入れは全くないけれど、とりあえずチキンは無性に食いたくなる。

あれだけ見せつけられれば、誰でも骨付きモモ肉の一本や二本、ペロリといきたくなるというもの。



鶏肉屋でモモ肉がこんがりと焼き上がるのを待ちつつ考えたこと、それは「クリスマスはある意味で復讐なのではないか」ということ。

どういうことかというと、恐竜の末裔である鳥類に対して、ほ乳類を代表して「現在は我々の時代です」と、そういう見せしめ的な意味合いも含んでいるのではないかと。メタファーとして。

残酷だなぁと、思った。大量虐殺!!って数の丸焼きになる前のニワトリ(既に肉)を見たもの。

でも、これは復讐なのだと、復讐というかリベンジなのだと、そう言い聞かせてモモ肉にかぶりついたのだった。ジュラ紀や白亜紀だったら、立場は逆だったのだと。



そういえば、名古屋では今日も手羽先屋は繁盛しているのだろうか?

閑古鳥が泣いているのかな。

そういえば、手羽先を食すにあたって同量の手羽元(二の腕の部分だね)がでるはずなのだけど、それはどこの土地で消費されているのだろうか?

(私は年間3~4本くらいしか手羽元を食べないと思う。手羽先は名古屋にツアーで行ったら15本は食べる気がする。これは明らかにバランスが悪い)

ケンタッキーでは手羽先を売っていないので、そのあたりでバランスがとれているのだろうか?(惣菜屋などでも手羽元の煮込みみたいなものを見かけるような)



そういうことを今日はずっと考えていた。



メリークリスマス。
2009-12-24 1261665780
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