今日はリハーサルが終わってから、ツアースタッフとメンバー皆でマイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」を観に出掛けた。
ずっと観たかったのだけど、どうやら時間がとれそうもなかったので、だったら仕事の一環として観に行くしかない!というわけでキャッツにお願いして皆で観に行くことに(半ば強制)してもらったのだ。
感想は…。
とにかく最高だった!!
ちょっとこれは、「私は音楽が好き」というひとは皆、マストで観たほうが良いと思う。
亡くなって話題になったから観に行くなんてミーハーにもほどがある!みたいな抵抗感でもって忌避しているひとも、観に行ったほうが良いと思う。
これはね、多くのひとを(ミーハーだのニワカだの言われようと)引きつける才能なのだということがよく分かる。
エンターテインメントも極まるとすばらしいアートになるのだ。
凡百の自称「芸術」なんかよりも、もっと手の届かない崇高な透明感がある。美しい。
でも、それでいてどこか親しみを憶えるところもあるし、徹底的に我々を別世界に誘ってくれるところも兼ね備えていて、ちょっと同じ性質のことに自分が取り組んでいるとは思いたくないくらい、絶対的な美しさを私は感じた。
いやぁ、本当に良い刺激になった。
レベルは違えど、私は私なりに精一杯取り組もう。そんな気分になって帰ってきた。
ツアー前に良いものを観たな、本当に。
キヨシ、明日はムーンウォークでスタジオ来るんだろうなぁ。