500人くらい子供たちが来たらどうすんだ、と。覚悟はあんのか、と。そういう書き込みもあるね。
多分、反映されないけれど。
そういう覚悟はあります。
でも、同時に怖いとも思っている。普通に怖いよ、こちらは実名で発言しているし。
「子供たち」って言ってるのに知らないオッサンとか山ほど集まったらどうしようとか、沢山の冷やかしが集まったらどうしようとか、そういう怖さもあるよ、もちろん。
ひとりの人間だからね。聖なる人なんかではなくて、欲望まみれのロックミュージシャンだから。
「乱暴な物言いだよ」という意見も、本当にそう思う。
「お前は考えているふりだけでなんもしないじゃん」という指摘にも素直にそう思う。ううう…ってなる。
大体、本当に困ってる子供たちなんて携帯もパソコンも持ってないだろうよって、自分で書いておいてそう思う。お前アホかって、自分に。
でも言うよ、あなたのまわりにそういう子がいたら手を差し伸べてやって、と。
お前はなんもしないじゃん!って言われてしまうね。
私は私のまわりでそういう子がいたら、手を差し伸べるよ。
音楽のチャリティの距離ってとても難しくて、私はその距離感をうまくつかめていない。そういう性格のCDをリリースすることにも。音楽だから。
そこは今は、もっと考えないと自分でもわからない。
例えば寄付とか、個人的にすればいいものなのではないかとも思っている。今はね。
心がグワーっとなります。
音楽とは別の、一個人「後藤正文」として考えないと、私の音楽がおかしくなってしまう気がするのです。
難しい。