シリーズ スナック菓子批評 第6回
カテゴリ:日記
中田英寿氏が暗躍しているのかは知らないが、昨今の東ハトにはどこか攻めの姿勢を感じる。

皆の知らない間にキャラメルコーンがデカくなったりしている。(個人的には支持出来ないけど)



そして、ふとスタジオのケータリングで見つけたのがコチラ!!







もう名前からして凄い。「原始体験スナック マンモスの肉!? シベリアの塩味」だ。

何が凄いって、そのコンセプトとメッセージ。

「数多くの氷河期を過ごすうちに草食系になってしまった男子たちに肉を食べてたくましく生き抜いて欲しい」と来た。

凄い。熱い。



パッと浮かんだのはギャートルズでドテチンなんかが食ってたマンモスの肉。

でもこれ、若い人たちにも共有されるイメージなのだろうか。ドリフを知らない世代に伝わるのか、とても心配だ。

私が観たギャートルズでさえも再放送だしね。

「原始人=マンモスの肉を食べていた」というような連想は今でも活きているのだろうか。



味については「※マンモスの肉をイメージしたスナック菓子であり、マンモスの肉は含まれていません」という表記がある通り、マンモスの味はしない。(シペリアの岩塩が19%という表記も見逃せない)

というか、マンモスの味を確かめようがないので、マンモスの味はしないと思うとしか言いようがない。あるいはしたかもしれない。

だからなんというか味に対する期待を持ちようがないので、その期待に応えられも裏切られもせずに「へぇ~」としか言いようがない。ははは。

「焼肉味」で焼肉の味がしなかったら不満が残るけれど、マンモスはどうにもこうにも想像できないしね。

見た目はサラミみたいな感じで、普通の小麦粉ベースの美味しいスナックという印象。



この企画を通した会議に出席したかったなぁ。

いい大人たちが「マンモスで行きましょう!」的な決断を下した瞬間に立ち会いたかった。

もう、それだけで株を買い付けたいくらいです。

東ハトにはもっと斬新なスナックを作って欲しい。

期待しています。



ただキャラメルコーンは小さいサイズに戻して欲しい。
2009-08-08 1249740480
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