今頃、アジカンメンバーはBENとご飯を食べているだろうか。
私はいろいろ用事があって行けなかった…。無念。
改めて、NANO-MUGEN FES.に参加してくれた人、そして参加したくてもそれぞれの事情によって断念した人、どうもありがとう。
アンケートや掲示板へのコメントもありがとう。参考にします。
2日目の場所取りに関するコメントが多いですね。
これは我々もオープニングで説明するなどしているのだけど、毎年問題になってしまう…。
荷物の撤去というのは少し乱暴だと思うけれど、スタッフワークも含めてもう少し努力しますね。
入場や救護に関しても、スタッフの対応に問題を感じたひともいるようなので、意見を汲み上げて改善できるように取り組みます。
キヨシがプロデュースのお洒落酒場(4F)での打ち上げは盛大に盛り上がりました。
HARD-FIは観客の反応に感激したらしくて、多少のリップサービスもあるだろうけれど「今まで出たフェスの中でベストだ」とメンバーが口を揃えて言っていました。
なんでも「俺たちのことを知らないヤツらがほとんどなのに、こんなに歓声や拍手を送ってくれるなんて感激だ」とのこと。
洋楽のアーティスト達は総じて、このフェスの客層について(邦楽しか聞かない人々も沢山参加していること)理解していて、そういうなかで出演を快諾してくれているわけなのだけど、本人達の想像以上に会場が盛り上がっていたこと(これは単純に彼らのパフォーマンスが素晴らしいことが原因でもあると私は思う)に感動している様子でした。
何か、そこにはとても有機的なやりとりが初対面の出演者とオーディエンスの間に存在していて、私もそれをスタンド席から目撃して、2日間、感動しきりでした。
奇跡みたいな瞬間が確かにいくつかあったと思う。
本当に皆に感謝します。
日本のバンドも本当に素晴らしくて、スピッツやユニコーンは学生時代を思い出してちょっとセンチメンタルな気分になりました。鳥肌立てながら。
同世代の仲間たちとのコラボレーションや終演後のディープな語らいも楽しかった。
オウガや清君の初々しくも大きなエネルギーがアリーナに鳴り響くのはとても清々しかったし、サカナクションに至っては、早いこと武道館とかでやって欲しいと思うようなスケールで度肝を抜かれました。
いやいや、語るには文字数が足りないね。
とにかく、関わってくれたひとたちに感謝したい。
本当にありがとう。
最後に。
打ち上げこぼれ話としては、ある意味でお酒がケンさんにとってドラエモンでいうところの「ホンヤクコンニャク」だということが判明した。ケンさんは英語がほとんど話せないのに、ビールを飲めば飲むほど外国人と話が通じていくという謎の現象が起きていて、最高に面白かった。酔拳みたいだよ、本当に。
打ち上げ会場の一角が異様に盛り上がっていると思ったら、ヤングパンクスとケンさんがほぼ通訳無しで盛り上がっている、みたいな、そういう状況。
私の下手な英語も、週に一度の英会話レッスンによって少しだけ改善されたみたいで良かった。なるべく通訳の力を借りないで頑張りました。終始、ファラーのふたりとナダサーフのマシューとマニアックなギターロック話だったけれど。
4人で写真撮影をしたので、許可をもらって後日掲載します。私のパンツのチャックが半分空いてる。ははは。
個人的にはHARD-FIの1stアルバムがたったの6ドルで作られたということが事実だと、本人たちの口から聞いて、さらにそれは自分たちのスタジオらしく、今でもそのスタジオでアルバムを作り続けているという精神に感動した。情熱とアイデア。凄い。
あとはスピッツの田村さんと三輪さんと地元話(島田&藤枝)が出来て嬉しかった。緊張したけれど。
というわけで、長文失礼しました。
まだまだ我々の夏は続くので、どこかのフェスで会いましょう。
よろしく。