盛岡の夜。
雪が降って外はとても寒かったけれど、とても温かい雰囲気の中で演奏することができた。
どうもありがとう。
強い風の中をウォシュレット付きの新幹線は駆け抜ける。
ウトウトしていたら、窓の外は一面の雪景色。盛岡も例外なく白い世界だった。
積雪や降雪を滅多に経験しない静岡県出身の私は、雪をみると興奮する。スゲー!と。
楽屋のケータリングにはこのようなパンが。
名物とだけあって、なかなか美味い。
ライブ終了後。
打ち上げはYAKINIKU!!
みんなのアイドル!それはYAKINIKU!!!
写真はカメラにも写らないほどに高速で手首を動かし、肉を網に乗せる山さん。
肉の日はチェックのシャツと心に決めている。
やっぱり盛岡のシメは冷麺でしょう!ということで冷麺を注文。
本当にビックリするほど美味い。
あまりの美味さに満腹中枢をやられたキャッツ(マネージャー兼社長)は2杯も食べていた。
キヨシもその美味しさに驚き、しばし冷麺と語り合う。
「せっかくの味付けなのに、辛いタレを死ぬほど入れて……ゴメン…」
本格的なマッコリなどを飲んで、この日は早めに退散。就寝。
肉を食い過ぎた。
翌日は快晴。
青と白の境界線を走っているかのようで、新幹線からの景色がとても良かった。
いつのまにか雪はなくなって、普通に都会に電車は戻ったわけだけど、今日は大宮あたりからも富士山が見えて、なんだか少しだけ清々しい気分になった。
モヤモヤしたものも、ドロドロしたものも、ある。
同時にキラキラした気持ちや、メラメラと燃える情熱ももっている。
いろいろな想いにまみれて、旅はつづく。
それでこそ。