新しいアルバムの発売までには!と思っていたので、一応ギリギリセーフ!!!
ということで、「新しい世界」の回答編を今から更新します。
今回は最後ということもあってもの凄い量の質問が来ました。
読んでいるだけで倒れそうだったけれど、なんとか終了。
選ばれなかったひとはすみません。
またいつかやりますので、その時に。
投稿者:塩菜/18/female/東京
本文:私は今年大学受験なのですが、アジカンの曲に出会ってから、大学に入れたらバンドをやりたいとずっと思っていましました。ボーカルをやりたいのですが、致命的にあがり性というか、話すのも余り上手くないし、人前に出るのもあまり得意じゃありません。早い話が根暗です。しかも演奏者としてはオーケストラやってたのでバンドでやる様な音楽の演奏面の知識は全然無いです。
音楽と歌が無ければ生きていけない位好きだという所だけは胸を張れるのですが、こんな奴でもバンドできるでしょうか。後藤さんは根暗なボーカルってどう思いますか?
新しい世界に踏み込む勇気が欲しいです。
A.
オーケストラに在籍していたということは、楽譜の読み書きが出来るということですよね。これはかなり大きなアドバンテージだと思いますよ。ボーカルはフロントマンになる確率が高いので、あがり性で話すのが苦手だと、結構ストレスが溜まるかもしれませんね。
あなたが今までやって来た楽器、またはそれに近しい楽器で参加するというのはどうでしょう?
例えば、バイオリンやチェロといった楽器でバンドに参加しているひとって、欧米のロックバンドを見たら決して珍しくありません。トランペットやトロンボーンといった管楽器もロックバンドとの親和性が高いと思います。打楽器だったら、パーカッションで参加するのも良いかもしれません。
その上でコーラスなどを担当してみて、慣れて来たらメインボーカルをやってみるというのはどうでしょうか?
ボーカルをやりたいひとは沢山います。でも、楽器が全く弾けないボーカリストがバンドメンバーを見つけることは、とても大変です。競争率が高いのです。だから、自分の特性を生かして、これまでの経験をプラスにして、どこかのバンドに参加してみてはどうでしょうか。
投稿者:春/18/female/群馬
本文:初めまして、ゴッチさん。新しい世界はもちろんアジカンの曲はどれも大好きです!
新しい世界のPVの最後を飾るワールドワールドワールドのジャケットのイラストレーター中村さん。アジカンの楽しみの一つなのですがアジカンのみなさん、またゴッチさんはどのように中村さんと知り合われたのですか?
A.
友達から貰った絵葉書に私が一目惚れをして、「崩壊アンプリファー」のジャケットを依頼したのが我々と中村君の始まりです。
投稿者:鵠/15/male/千葉
本文:アジカンの曲を聴いて、ギターを始めたいなぁと思ってるんですが、アジカンの曲を弾くにはどんなギターがいいんですか?ギターを買ったとしてもその後どうやって練習すればいいんですか?バンドスコアとか買えばいいんですか?初心者過ぎてわからないことだらけです。ゴッチさん助けてください。
A.
最初のギターは何でも良いと思います。でも、アジカンの曲をやりたいのならば、エレキギターが良いですね。ただし、アンプもないと音が出ないので、楽器屋の店員さんに相談して、安価な小型ギターアンプも自分の所持金に合わせて、それに見合うものを購入して下さい。10万円のギターを買って「こんな高いギターを買ったのだから、上手くならずにいられるか!!」と、自分にプレッシャーをかけるのも良いかもしれませんね。
ギターの演奏を身につけるには、とにかくコードを憶えるのが一番良いと思います。A、Am、C、D、E、Em、G、そしてF、このあたりがコード表を見ないで弾けるようになれば、あとは案外スラスラと話が進みます。
ここまで来たら、楽器屋の楽譜コーナーで我々の楽譜を立ち読みして、自分でも弾けそうなコード進行(ここまで来れば「コード進行」の意味もわかるはず)の曲を見つければ良いと思います。そして、友達を集めてバンドを組んだらいいじゃないですか。
投稿者:おも/16/female/大阪
本文:いろいろ考えすぎで、何を質問したらいいか分からくなります。ゴッチさんは、大好きなアーティストに質問するとしたら、何を聞きたいですか??
私は正直、何でもいいです!あ、嘘です。ごめんなさい。でもほんとに、こうして読んでもらえるだけで幸せなんです!
A.
いざ質問出来る立場になったら、確かに困ってしまいますね。
多分、私が聴きたいことは音楽的なことで、恐らく「そこはあまり触れられたくない」というようなことを聞いてしまうでしょう。で、そういうことを聞くと嫌われますよね。だから、私は結局のところ何も聞くことが出来ないと思います。
投稿者:so_/35/male/東京
本文:この曲は新しい世界を開くための用件を、真っ正面から歌った曲と感じています。自分も自身の内面的な変化が、自分を取り巻く環境や状況を良くして行くと感じていて、とても共感しています。
が、現実問題、世界はでかいし、人も多いし、日本に限ってみても自分の力の及ばない所で様々な問題が起こっているのも事実です。 目はそむけられないけど、何もできない様な事が多々あり、無力感に苛まれる事もしばしばあります。
後藤さんは、自分自身と現実世界との兼ね合いをどうのように捉えられていますか。
A.
身の回りよりも遠い世界で巻き起こることに想いを馳せて、悲しんだり無力感を感じたり出来る感性は大切だと思います。でも、それは当たり前ではないでしょうか。
例えば、世界が1枚の大きな布だとします。そこかしこで黒い汚れが拡大し続けている。でも、あなたに出来るのは自分の身の回りの生地が黒く染まらないように、毎日洗い続けることだけです。ただ、それをあなたの隣のひとが真似をする。そのまた隣のひとも真似をする。それを続けていたら、「皆で洗ってみませんか」という運動になって行く。
そういうことだと思います。
自分自身と現実世界がイコールで結ばれてしまうことは、恐ろしいことです。私たちが暮らしているのは、現実世界のほんの一角なのですから。
これが私の考えです。
投稿者:きゅう/19/male/鹿児島
本文:新しい世界の質問ではなくて恐縮ですが先日質疑の場に上がりました107stとは数字をアルファベット順に1、2、3~8、9、10、0と並べた時に、AKGになることからきているのですか?
自分の思い違いでしたらすいません
A.
それは意識していなかったのですが、言われてみると確かにそうですね。凄い。
107stは、もう取り壊されてしまった軽音楽部のスタジオの部屋番号から取った名前なのです。C棟の107号室だったのですが、建物自体が跡形も無く取り壊されてしまったのですよ。バンドを始めた頃はお金もなかったので、そのスタジオで沢山練習をしました。
いやぁ、偶然とはいえ、なんだか嬉しい発見ですね。有り難う!!!
投稿者:花/16/female/福岡
本文:たくさんのアーティストさんが、多く洋楽をお薦めされますが、いろいろ聴いてみても、やはり邦楽の方が好きだと思ってしまいます。「自分が好きだと思うのだから引け目に思うことはない」とは思うのですが、それでもやはり量的にも「良い音楽」は洋楽の方が多いと思うし、洋楽を聴く人から見たら邦楽ファンは遅れているように見えるのでしょうし…。音楽が本当に好きです。「うーん…」と思いながら洋楽を聴くのと邦楽を「!!」と聴くのと、どっちが良いのでしょうか。アドバイスをお願いできないでしょうか。よろしくお願いします。
A.
ここ最近のバンドで考えるならば、邦楽のバンドはイギリスの新人バンドなんかより良いと思います。これは私、断言できます。ロックという畑で見れば、やはりそこは伝統があるので、確かに歴史的な見地や量的な見地ではかなわないと思いますが、「洋楽しか聴かないんだよねぇ」なんてひけらかすように言うひとのほうがより頭が固いように思えますけどね。
好きなものを好きなだけ聴いて下さい。自分の楽しみなのですから、誰にも気兼ねなく楽しんで下さい。
ただ、音楽って理科の教科書にある進化の系譜の図のように、連なっているのです。あなたの好きなバンドも、その連なりの一部分です。そこを辿ったりするのって、音楽の割とポピュラー楽しみ方のひとつなんですね。その楽しみを憶えて、その連なりをひとつひとつ辿って行くと洋楽のバンドにも出くわします。「私の好きなバンドは、こういうひとたちの影響があるんだなぁ」という聴き方をするようになると、洋楽も、欧米の音楽だけでなくても、そして邦楽だってもっと面白くなると思いますよ。
投稿者:美咲/23/female/鳥取
本文:「新しい世界」かっこいいです。毎朝車の中で大声で歌って通勤してます。
そこで質問です。いつも「Aのコード」「Eのコード」ってどんなかんじなんだろうと思って歌ってます。
言葉では表現しにくいかと思いますが、教えてください。
A.
■Eのコード
■Aのコード